周辺機器一覧
TriOrb BASEと連携して使用する主な周辺機器とアクセサリーの一覧と、その役割について説明します。図や名称を確認しながら、それぞれの周辺機器を正しく扱ってください。


ゲームパッド型リモコン
- TriOrb BASEの手動操作やモード切替に使用するワイヤレスリモコンです。一般的なゲームパッド形状で、スティック操作でロボットの移動を指示し、各種ボタンでロボットの電源のON/OFFなどの操作を行います。
- リモコンとロボット本体は付属のUSBレシーバーを介して2.4GHz帯で通信します。使用時はロボット本体のUSBポートにレシーバーを接続し、リモコン上部のスイッチをDirectInputモード(D)に切り替えてください。
- リモコンの各ボタンの役割については別途「各ボタンの説明」セクションで解説しています。

USBワイヤレスレシーバー
- リモコンに付属する小型の受信機です。
- ロボット本体側でリモコン信号を受け取るためのもので、ロボット背面のUSB Type-Aポートに取り付けて使用します。
- 取り付け時はUSB端子のゴムキャップを外し、レシーバーをまっすぐ差し込んでください。レシーバーはリモコンとワンセットになっており、ペアリング作業は不要です(挿すだけで使用可能です)。

パーソナルコンピューター(Windows PC)
- ロボットの詳細設定や地図作成、自律移動のプログラムなどを行う際に使用します。
- Windows OSでウェブブラウザーが利用できるデバイスをご用意ください。
- TriOrb BASEは専用のソフトウェアをPCにインストールする必要はなく、USB接続または同一ネットワーク上のWi-Fi接続によって、ブラウザー上で操作用のWebアプリ(TriOrb Launcherおよびロボットコントローラー画面)を利用できます。
- PCのシステム要件は高くありませんが、できるだけ最新のOS環境と最新のブラウザーを使用してください。

USB接続ケーブル
- PCとロボットを直接接続するためのUSBケーブルです。
- ロボット側はUSB Type-Cポート、PC側は一般的なType-AまたはType-Cポートに接続します(PC側端子はPCの種類によります)。
- 標準のUSB 2.0/3.0対応ケーブルで、作業性を考慮し、長さ2〜3m程度のものをご用意ください。本製品にはUSB接続用のケーブルは付属していませんので、市販品を別途ご用意ください。

Wi-Fiアクセスポイント
- TriOrb BASEを無線で操作する際に必要な無線LAN環境です。
- ロボットとPCを同じネットワークに接続することで、ケーブルを使わずにロボットを遠隔操作できます。
- 一般的なオフィスや家庭のWi-Fiルーターが利用可能です。
- ロボット側では2.4GHz帯および5GHz帯(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)のWi-Fiに対応しています。
- 一度設定すれば、次回以降ロボット起動時に自動的にそのWi-Fiネットワークに接続し、同一ネットワーク内のPCから認識できるようになります。